目元の印象を決めるアイシャドウ。しかし、「朝はキレイだったのに夕方になるとくすんで見える」「せっかくのカラーが濁って見える」など、時間が経つとアイシャドウがくすむ悩みを抱える人は少なくありません。特にピンクや赤み系の色が茶色っぽく変化してしまうケースも多いようです。
この記事では、アイシャドウがくすむ原因とその改善方法をパーソナルカラーやメイクの基礎知識をもとに詳しく解説します。マットタイプや下まぶたのくすみ対策、発色をキープするベースの使い方など、初心者にもわかりやすくまとめました。
この記事を読むと理解できること:
- アイシャドウがくすむ主な原因と対策
- パーソナルカラー別のアイシャドウ選び
- 時間が経っても色が消えにくい塗り方
- メイクがくすまないおすすめアイテム
アイシャドウがくすむ原因と色別の改善方法
アイシャドウがくすむ理由は一つではありません。肌質や色素沈着、アイシャドウの質感、さらにはパーソナルカラーのミスマッチも影響します。ここでは、タイプ別にくすみを防ぐ具体的な方法を紹介します。
パーソナルカラー別に見るアイシャドウのくすみ対策
まず知っておきたいのがパーソナルカラーとの相性です。似合う色を使っていないと、せっかくのアイシャドウもくすんで見えてしまいます。
- イエベ春タイプ:明るく黄みのあるオレンジ・コーラル・ゴールド系が◎。寒色やグレーはくすみやすいので注意。
- イエベ秋タイプ:深みのあるオレンジブラウンやテラコッタが得意。青みのあるピンクは浮きやすい傾向。
- ブルベ夏タイプ:ローズピンクやラベンダーなど、青みを帯びた淡い色が調和。黄みブラウンはくすみの原因に。
- ブルベ冬タイプ:濃いワインレッドやプラム、シルバー系が似合います。中途半端なくすみカラーはNGです。
言ってしまえば、「好きな色」と「似合う色」は必ずしも一致しません。自分の肌トーンに合う色を見直すだけで、目元の印象は格段に変わります。
ブルベが感じやすいアイシャドウのくすみとその原因
ブルベの人がくすみを感じるのは、「青み吸収現象」が原因のこともあります。青みカラーが肌になじみすぎて、ピンクやボルドーが茶色っぽく見える現象です。
この場合の対策は以下の通りです。
- 発色を保つために白やシルバーのアイシャドウをベースに仕込む
- ラメやパール入りで光を反射させる
- ベースには青みを強めにしたカラーを選ぶ
ブルベ夏の方は、くすみカラーよりも明るく透明感のある淡いトーンを意識しましょう。
イエベに多いアイシャドウのくすみと解消法
イエベの人がくすみを感じる場合は、反対に「青みが強すぎる」色が原因です。特にピンクやモーヴ系は肌の黄みに反して濁って見えることがあります。
おすすめの対策は以下の通りです。
- 黄み寄りのブラウン・ベージュを選ぶ
- ピンクを使いたい場合はオレンジピンクやサーモンピンクにチェンジ
- マットよりもツヤ感のあるパールタイプで明るさをプラス
また、イエベ秋タイプは落ち着いた深みのある色が得意なため、赤みブラウンやゴールドを取り入れると自然に仕上がります。
マットアイシャドウがくすむときの改善法
マットタイプのアイシャドウは上品ですが、粉質が乾燥しやすいため、時間が経つとくすみが目立つことがあります。これには以下の対策が有効です。
- 目元をしっかり保湿してから塗る
- アイシャドウベースを薄く均一に伸ばす
- ブラシよりも指で密着させる
また、マットの発色をより生かすなら、ラメを重ねて光を加えるのもおすすめです。特に「PERFECT DIARY」のテラコッタアイシャドウパレットは、マットとラメの両方を組み合わせた万能パレット。くすみを飛ばしながら華やかに仕上がります。
下まぶたのアイシャドウがくすむ原因と対処法
下まぶたのくすみは、疲れた印象を与える大きな原因です。特に、下まぶたに濃い色を塗りすぎると影のように見えて逆効果になることも。
対策としては:
- 明るめのベージュやハイライトを下まぶたにON
- 下まぶたのくすみをコンシーラーで整える
- 光を反射するパール入りのシャドウを使用する
これにより、レフ板効果で自然な明るさと立体感が出ます。
時間が経ってもくすまないアイメイクの作り方
発色が消える・濁る・ヨレる…。そんな悩みを解決するためには、アイシャドウを塗る前後のケアとベース作りが重要です。ここでは、実践的な方法を紹介します。
ピンクアイシャドウが茶色くなる理由と対処法
赤みやピンクのシャドウが茶色く変色するのは、皮脂の酸化や乾燥が関係しています。特に赤系は色素沈着しやすく、時間が経つと濁りやすい特徴があります。
解決策は次の通りです。
- 油分をコントロールするアイシャドウベースを使う
- 皮脂の出やすい部分はティッシュオフしてから塗る
- ベースに明るめのコンシーラーを仕込む
さらに、ピンクからブラウンまで自然にグラデーションできるPERFECT DIARY テラコッタアイシャドウパレットは、くすみにくく持ちが良いことで人気です。
アイシャドウが時間とともに消える原因
「朝つけたアイシャドウが昼には消えている」——その原因は、密着力の不足です。まぶたは皮脂分泌が多く動きも激しいため、崩れやすいパーツなのです。
持ちを良くするには:
- アイクリームで保湿 → 余分な油分をティッシュオフ
- アイシャドウベースを薄く塗布
- 指または硬めのブラシでしっかり密着
- フィニッシュにルースパウダーを軽くのせる
また、クリームタイプのアイシャドウをベースに使うと粉が定着しやすくなります。特に「エトヴォス」「コスメデコルテ」のクリームタイプは相性抜群です。
ピンクアイシャドウをくすませないための塗り方
ピンクアイシャドウは可愛い反面、くすみやすい色でもあります。これは、肌の黄みや赤みと混ざることで濁って見えるためです。
くすまないためのポイント:
- くすみを消すためにまぶた全体を明るく整える
- ピンク単色ではなく、ブラウンやベージュでグラデーションを作る
- アイホール中央にハイライトをのせて立体感を出す
上品な仕上がりにしたいなら、血色ピンク+微細ラメの組み合わせが効果的です。PERFECT DIARYのパレットには、まさにこのタイプの色構成が揃っています。
アイシャドウベースを使ってもくすむ場合のチェックポイント
「アイシャドウベースを使ってもくすむ」と感じる場合、量の付けすぎや肌との相性が原因のこともあります。
- ベースは薄く均一に伸ばすこと
- ファンデーションやコンシーラーとの油分バランスを調整
- 粉をのせる前に少し時間をおいて密着させる
また、ベースだけでなく、まぶたのスキンケアも重要です。保湿不足は色のりの悪化やヨレの原因になります。
まとめ:アイシャドウのくすみを防ぐ15のポイント
- まぶたの乾燥や皮脂バランスを整える
- アイシャドウベースは薄く均一に
- 自分のパーソナルカラーに合う色を選ぶ
- ブルベは青み吸収現象に注意
- イエベは青みピンクを避ける
- マットタイプは保湿をしっかり
- 下まぶたには明るい色を使う
- ラメやパールでくすみを飛ばす
- コンシーラーでトーンを整える
- ベースに白やシルバーを仕込む
- 油分が多い人はティッシュオフしてから塗る
- アイホール中央にハイライトを置く
- クリームタイプのシャドウをベースに使う
- スキンケアで血行を良くする
- PERFECT DIARY テラコッタパレットで発色と透明感を両立
